〔製作家情報〕サンチェス家の初代リカルド・サンチェス・ナチェル（1881年～1960年）はマヌエル・ラミレスやドミンゴ・エステソと密接な関係持つギター製作家で、1915年に工房を設立したようです。現在リカルド・サンチェス工房は、ナチュレの孫であるカルピオ（1937年～）を中心に製作されています。あの世界的ギタリスト故パコデルシア氏のギターも製作していた名工です。日本人向けに製作されたリカルド・カルピオの一本。指板上の弾き易さと抜けのいい音色でバランスのとれた唯一無二の一本です。柔らかくバランスの良い音色で弾き心地も良い仕上がりです。一般的なクラシックギターに比べてハイフレットの弾き易さにストレスが有りません。単音の存在感と軽やかさは群を抜いています。本体にはキズはありません。新品同様の類かと思います。純正ケースに小キズがあるため特価品。日本では現在ここ以外に目にかかる機会が無いと思われる程、希少なギターかと思われます。トップ材はスプルース、サイドバックはローズウッドです。都内の方は試奏のご相談も可能です。あまり弾く機会が有りませんでしたが、湿度管理等は万全です。購入価格は2年前で¥500,000程